Housing renovation
バスルーム・サニタリー
断熱性・保温性に優れるユニットバス
バスルームは経年劣化によって、湿気や結露、タイルのひび割れなど傷みが目立ってきます。また水回りは住居の北側に配置される場合が多い事もあり、寒さが特に際立つ場所です。 最近のシステムユニットバスは防水性はもちろん、断熱性や保温性にも優れ、一度沸かしたお風呂が冷めにくくなっていたり、浴室全体の保温や断熱にすぐれているものなど、より快適にお風呂を使うための工夫が盛り込まれています。 特に保温に関しては、脱衣所まで含めて「浴室暖房乾燥機」を導入する事で、冬場の「暖い部屋→寒い脱衣所→暖い浴室」という急激な温度変化が引き起こす「ヒートショック」といった体への負担を軽減できますし、梅雨のシーズンには洗濯物を干しておく事も可能です。 浴室をユニットバスにリフォームする際には、3~7日程度お風呂が使えなくなりますので、工事期間中の仮住まいの費用や、公衆浴場の利用などもあらかじめ予算内に入れておくのを忘れないようにしましょう。
洗面化粧台は収納スペースが大事
洗面化粧台は、洗面や歯磨き、お化粧、整髪といった体のケアをする場所ですので、明るく清潔である事が求められます。窓や照明のレイアウトを工夫して明るい雰囲気になるように心がけましょう。 また小物も自然と増えてしまう場所なので、三面鏡の裏が全て収納スペースになっているタイプの洗面化粧台なら、収納をたっぷり設けるとスッキリ片付ける事ができます。
給湯器は号数の大きめに
ガス給湯器には「号数」と呼ばれる能力差があります。例えば16号の給湯器の場合、水温+25℃のお湯を1分間に16リットル作る給湯能力があります。お湯を2箇所で同時に使う場合は20号以上、3箇所なら24号以上であれば問題ないとされています。 台所や洗面所で同時にお湯を使うと、お湯の出が悪くなったり、急にシャワーが冷たくなったりと不便を感じている方も多いはずですので、ガス給湯器には「号数」は余裕のある大きめのものを選ぶ事をお勧めいたします。 メーカーや仕様によってことなりますが、給湯器の寿命は5~10年程度です。お湯が出にくくなったり、頻繁にお湯が水になってしまうなど故障が発生する前に、余裕をもった給湯器への交換リフォームも検討しましょう。